開発環境とモノの購入から
週末です。
土曜・日曜と家族が妻の実家に帰ってるから、自由な週末です。
さて、ISP1807を使ったBLE実験ですが、まだまだ序盤の環境整備です。
初心者なので、わかりやすそうなWebの情報を必死で探してます。
このブログに作業記録を残していきます。
目的としては、
・備忘録
・アウトプットすることで知識の定着を図る
ということで、あくまで自分のためのもので
世の中の役に立てるつもりは一切ない感じです。
すみません。
開発環境を調べるところからスタート
電源入れてもソフトが無いと動かないのは当たり前なので、
まずはどうやってソフトを焼くんじゃい、ってとこからです。
下記のページによれば、大きく3種類にわかれるようです。
①フル書き換え方式
・先頭から必要なバイナリをすべて書き込む。
・あらゆる領域を上書き可能
・デバッガが必要
②ブートローダー方式
・フラッシュメモリの後方にブートローダを置く。
・シリアルやUSB-CDCまたはUSB-MSD経由で書き換え可能
(=USBケーブルの接続でアップデートが可能)
③ブートローダー+VMランタイム方式
・疑似ファイルシステム領域にスクリプトを書き込む
・USB-MSD経由で書き換え可能
下にいけばいくほど、お手軽だけど、リソースのオーバーヘッドが大きいみたい。
(いずれ実際に実験して確認したいけど、今回は見切り発車)
今回は消費電力や起動時間をカリカリに切り詰めたいので、①(もしくは②)を選択します。
なお環境としては、③だとCircuitPythonが便利そう。いずれ挑戦したいです。
①を選択した今回は準備する環境として、
・SEGGER Embedded Studio
・J-link
がおすすめな様子。(同ページ参照)
SEEGER Embedded Studioについては、30万オーバーというとんでもない価格ですが、
nRF51、nRF52シリーズに限り無料で商用利用可能とのことで、これは行くしかないという感じです。
一方J-linkについては、お手頃なところとして非商用版のJ-Link EDUがあったようですが、
残念ながら2022年11月現在は流通していないようです。
www.embitek.shop
本家SEGGER社のネット販売ページもout of stockとなっていて、やはりダメそうです。
とはいえ、趣味用途で10万円する通常のJ-linkは購入はできません。
そんな状況なので、巷ではオンボードJ-linkを使うのが主流のようです。
参考になりそうなページ。
あとで実際に手を動かしながら、さらに調べていきます。
オンボードJ-Linkを利用するためには、nRFのDevelopment Kitが必要な様子です。
ここまでで、何を買えばいいかが見えてきました。
購入したもの
・ISP1807ピッチ変換基板 USB Type-C版
ISP1807ピッチ変換基板 USB Type-C版www.switch-science.com
スイッチサイエンスで3500円くらい。
BLE実験をするためのメインデバイスです。
これを選んだ理由は、nRF52840を搭載した基板の中でも最も回路がシンプルだったためです。
本当はセントラル・ペリフェラルで計2つ必要ですが、とりあえず1つ買いました。
うまく作業が進んだら複数個買うつもりです。
・nRF52833-DK
www.mouser.jp
Mouserで7000円くらいです。
オンボードJ-linkを実現するための環境です。
nRF52840ではなくnRF52833にした理由は、違うものも試してみたかったからです。
・ブレッドボード、ジャンパー線、ピンヘッダ等
必要そうなものをamazonで購入しました。
続きは次回。