ISP1807でLチカ
前回まででnRF52833-DKのLチカができたので、
今回はISP1807でLチカをさせたいと思います。
先日買っておいた、スイッチサイエンスのISP1807(USB Type-C版)の出番です。
nRF52833-DKをオンボードJ-Linkとして接続
今回の主目的はLチカというよりかは、
nRF52833-DKをオンボードJ-Linkとして使えるようにすることが本題です。
といっても、大したことはありませんでした。
まずは、ISP1807とnRF52833-DKをジャンパーで接続します。
下記の記事を参考にさせていただきました。
今回は、ISP1807がブレイクアウトボードに実装されているので
本当にジャンパーで接続するだけです。
(ヘッダーピンのはんだ付け+ブレッドボードへの挿入は必要でしたが)
接続関係は上記の記事通りですが、以下の通り。
nRF52833-DKの接続 | ISP1807の接続 |
GND | GND |
VDD_nRF | VDD_nRF |
GND DETECT | GND |
VTG | VDD_nRF |
SWD_CLK | SWD_CLK |
SWD_IO | SWD_IO |
Projectの設定
必要かどうかはわからないが、
SESのプロジェクトファイルの設定をいじりました。
画面左のプロジェクトツリーのプロジェクト名で右クリックし、Optionを選択。
DebugグループのDebuggerのところで、Target DeviceをnRF52840_xxAAにしました。
(そもそもnRF52833になっていなかったが)
また、Register Definition Fileをnrf52840.svdにしました。
あとの設定はよくわからんので、いさぎよく放置です。
いざLチカ
とりあえず、前回作ったLチカのソースコードで、
オンボードの4つのコードに関わるところはすべてコメントアウトし、
P0.23のGPIOのところだけ、生かしておきます。
幸いなことに、P0.23はISP1807でも引き出されているので
そこからブレッドボード上に、前回と同じく3.3kの抵抗とLEDを接続します。
あとはSESで、Build&Runです。
「外部ターゲットに書き込む」みたいな選択がどこかにあるのかと思ったのですが、
見当たらなかったので、とりあえずBuild&RunしてみたらちゃんとISP1807に書き込まれました。
オンボードLEDに関する記載をすべて殺したのに、nRF52833-DKのオンボードLEDは
相変わらずチカチカしていたので、nRF52833-DK側には書き込みに行っておらず、
ISP1807だけに書き込んだのは間違いなさそうです。
外部ターゲットが接続されているのを検知したら、そっちに書き込むのでしょうか。
とりあえず、目的は達成できたのでよしとしましょう。
次回はいよいよ、BLEに取り組み始めます!